「不動産買取業者はどうやって選べばいいの?」
「数が多すぎてどの不動産買取業者に依頼をすればいいのかわからない」など、マンションや一戸建て、土地の売却にあたり、不動産買取業者選びを悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、不動産買取業者のおすすめランキングや選ぶ際のポイント・注意点などについて紹介しています。
この記事を読むことで、不動産買取業者選びの悩みを解消できますので、参考にしてください。
また、本文に入る前に、不動産の買取を行う際に絶対に注意して欲しいポイントをお伝えしておきます。
それは、絶対に1~2社の業者だけに見積もりをして、買取を依頼する不動産会社を決めてはいけないということ。
不動産の買取価格は、不動産業者によって数百万円単位で変わってくることが珍しくありません。
面倒だからといって、たまたま家の近くの不動産会社に買取の見積もりを依頼しそのまま売却してしまうと、高級車が買えるようなお金をみずみずドブに捨ててしまうようなものです。
とはいえ、何社も不動産会社を回って毎回やり取りをするのは面倒ですし、時間がもったいないはず。
そんな時に活用して欲しいのが、買取にも対応している大手不動産会社にまとめて見積もりを依頼できる「すまいValue」です。
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それではここから、不動産買取業者のランキングについて詳しく解説をしていきます。
不動産買取業者の選び方の8つのポイント
多くの不動産買取業者があり、どの業者を選ぶかで買取金額や満足度が変わってきます。
そのため、納得のいく買取を実現したいのであれば、信頼できる良い業者を選ぶことが重要です。
業者の選び方を知っておけば、買取の成功確率を高めることができます。
ここでは、不動産買取業者を賢く選ぶ8つのポイント
- 買取実績が豊富かどうか
- サービス内容や業態が自分に合っているか
- 複数の買取業者で査定をする
- 周辺の相場に合った現実性のある査定額を出してくるか
- 営業担当者は信頼できるか
- 行政処分歴がないか確認する
- 金額の交渉はできるか
- 口コミや評判
について確認していきましょう。
1.買取実績が豊富かどうか
不動産買取業者を選ぶポイントの1つが、買取実績が豊富かどうかです。多くの不動産買取業者があり、それぞれで買取実績が異なります。
買取実績が豊富な業者だと、これまで多くの人が利用したということもあり、安心感があります。
多くの不動産を買取するなかで、独自のノウハウも培っていることでしょう。
逆に実績が乏しい業者は、これまで多くの人に買取依頼をされていないということです。
設立して間もない業者であれば少なくても不思議でないですが、そうでない業者は何らかの問題がある可能性があります。
買取実績は業者のPRポイントでもあるため、ホームページに掲載されていることが一般的です。
そのため、ホームページから、どれくらい実績のある業者か確認することができます。
自社のPRになる買取実績をホームページに載せていない業者は、実績が乏しい可能性があるため注意が必要です。
2.サービス内容や業態が自分に合っているか
不動産買取業者を選ぶときは、サービス内容や業態が自分に合っているかも確認するようにしましょう。
たとえば、多くの不動産買取業者がありますが、それぞれの業者で得意とする分野が異なります。
・築10年〜20年のマンション買取を得意とする業者
・東京23区内の不動産買取に強い業者
・地方の一軒家買取を得意としている業者
・築20年〜30年異以上の物件を買ってリノベーションして売るのが得意な業者
など、得意とする分野やエリアはさまざまです。
マンションの売却を考えているのに一軒家を得意とする業者に依頼をしてもミスマッチです。
ミスマッチの業者に依頼をすると相場よりも安い金額で買取される可能性があります。
買取希望の不動産の状況が、業者の得意分野・エリアと合致していれば、高く買取してもらえる可能性があります。
業者のホームページを見れば、何を得意としているのか、何に力を入れているのかがわかります。
マンション買取のことばかり載っていればマンション買取に力を入れているということです。
また、業者によっては独自のサービスを提供しているケースもあります。
業者のホームページを開き、買取実績とともに、業者の得意分野や力を入れている内容、サービスなどを確認するようにしましょう。
そして、自分に合った業者選びをしてください。
3.複数の買取業者で査定をする
不動産買取業者を賢く選びたい場合は、複数の業者で査定をするようにしましょう。
「どこよりも高く買取します」など高値買取をアピールする1社に絞り査定をしても、本当にその業者の買取金額が高いかどうかはわかりません。
複数業者で査定をすれば、自ずと高値買取をしてくれる業者をセグメントできます。
査定金額が高い業者の中から、他の要素も比較したうえで業者を決めれば、納得のいく買取ができる可能性が高くなるでしょう。
複数業者への査定は、一括査定サイトを利用すれば簡単に行えます。
4.周辺の相場に合った現実性のある査定額を出してくるか
不動産買取業者を選ぶ場合は、査定金額もチェックするようにしましょう。
その際、周辺相場に合った現実性のある査定金額を出すかどうか確認をします。
なぜなら、多くの業者は、査定金額が高い方が売主のニーズを満たすことを知っています。
そのため、意図的に実際の査定金額よりも高い金額を設定して、売主に見積もり結果を出すのです。
そして、売主を確保したうえで、いろいろと理由を付けながら実際の金額にまで減らしていきます。
このような業者に依頼をしても、納得のいく買取を実現させることは難しいでしょう。
査定金額が相場よりも異常に高く、そこに具体的な理由がない場合は気をつけた方がいいでしょう。
査定金額が相場より高いか安いか判断するためにも、事前に相場の確認はするようにしてください。
5.営業担当者は信頼できるか
どんな営業担当者なのかチェックすることも、不動産買取業者を賢く選ぶためのポイントです。
営業担当者は業者の窓口となる人であり、優秀な営業担当者がいる業者は実績も豊富で信頼できることが多いです。
逆に、信頼できない・頼りない営業担当者がいる業者は、実績も少なく何らかの問題がある可能性があります。
・知識や経験は豊富か
・礼儀・マナーに問題はないか
・親身になって相談に乗ってくれるか
・強引に自分の意見を主張しないか
・約束を守るか
・ノルマより顧客満足度を優先してくれるか
など、営業担当者が優秀・信頼できるかどうか確認するポイントはいくつかあります。
信頼できる営業担当者がいる業者を見つければ、納得のいく買取ができる可能性が高いでしょう。
6.行政処分歴がないか確認する
多くの不動産買取業者があるため、行政処分歴がないかも確認するようにしましょう。
不動産は高額なうえに、ほとんどの人が売買に慣れていないため、詐欺などのトラブルに巻きこまれるケースもあります。
行政処分歴を確認すれば、そのようなトラブルで問題になっていないか知ることができます。
「国土交通省ネガティブ情報等検索システム」で処分情報を見ることが可能です。
また、行政庁では宅地建物取業者として登録されているか確認できます。
7.金額の交渉はできるか
金額の交渉が可能かどうかも、不動産買取業者を選ぶ際のポイントです。
金額交渉ができる業者であれば、査定金額よりも高く買い取ってもらえる可能性があります。
一方、交渉不可の業者だと、査定金額から高くなることはほぼありません。
交渉が可能な業者なのに、そのことを知らず、交渉せずに終わることももったいありません。
金額の交渉ができるかどうかも確認するようにしてください。
8.口コミや評判
不動産買取業者を選ぶ際は、口コミや評判もチェックするようにしましょう。
インターネットで探せば、よほど規模の小さい業者以外は、何らかの口コミ・評判が見つかるはずです。
すべての口コミや評判が信憑性のあるものとは限りませんが、良い意見が多い業者は良い業者である可能性が高いです。
逆に、悪い意見が多い業者は依頼しない方がいい業者である可能性が高いです。
商品やサービス同様、業者に対しても良い意見・悪い意見が必ずありますが、信頼できる良い業者であれば、悪い意見よりも良い意見が多いものです。
実際に利用した人が意見を載せているケースもあるため、口コミ・評判は必ず確認するようにしましょう。
そして、気になる意見を見つけた場合は、業者に直接聞くようにしてください。
カテゴリー別おすすめ不動産買取業者ランキング
ここでは、カテゴリーごとのおすすめ不動産買取業者を紹介しています。
「不動産買取業者がたくさんあって、どこを選んでいいのかわからない」と困っている方は、業者選びに役立ててください。
カテゴリーは買取実績や大手、地域別などで分けています。
買取実績から選ぶ!買取戸数&買取再販戸数ランキングTOP7
不動産買取業者を選ぶ際のポイントとなるのが、買取・再販実績です。
ここでは、2018年の買取・再販実績をもとにTOP7の業者ランキングを紹介しています。
不動産買取業者選びの参考にしてください。
買取戸数&買取再販戸数ランキング1.ベストランド
ベストランドは、居住用中古住宅だけでなく、投資・事業用物件や賃貸物件など、幅広く物件を取り扱う不動産業者です。
中古住宅再生事業や不動産投資事業、仲介事業を展開しており、全国に11ヶ所拠点を構え、買取再販に力を入れています。
中古住宅再生事業では、マンションや一戸建てを買取し、リフォームをして価値を高めたうえでリーズナブルな価格で再販をします。
買主はVRを活用したオンライン内見システムによって、スマホやパソコンで物件の様子を確認することが可能です。
2018年のマンション買取再販戸数は2,053戸です。
買取戸数&買取再販戸数ランキング2.大京穴吹不動産
ライオンズマンションでお馴染みの大京グループの大京穴吹不動産。
マンション供給実績約34万戸、マンション管理受託戸数約53万戸と充実した不動産流通ネットワークとサポートサービスによって、物件販売に自信があるからこそ高値での買取を実現しています。
買取サービスは、すぐに直接買取を行う「即時買い取りサービス」、一定期間は仲介で売却し、売れなければ買い取ってくれる「買い取り保証サービス」、大京穴吹不動産が物件を買い取って、その後も家賃を支払いながら賃貸として住み続けられる「買い取り賃貸居住サービス」の3種類用意されています。
仲介についても、バーチャルリフォームルームやホームステージングサービス、プロカメラマン撮影サービスなどのサポートがあるため安心です。2018年のマンション買取再販戸数は1,465戸です。
買取戸数&買取再販戸数ランキング3.インテリックス
インテリックスは1995年創設と歴史は浅いものの、東証一部上場をしています。
築年数や物件の状態に関係なく、そのままの状態で買い取ってくれます。
札幌、仙台、横浜、名古屋、大阪、広島、福岡に事業所を構え、毎年1,000件以上の買取実績を出しており、多くの買取・再販ノウハウを持っています。
また、リノベーションを得意としており、マンションの仕入れ、リノベーション、販売、アフターフォローと、すべてのサービスを提供している不動産業者です。
2018年のマンション買取再販戸数は1,432戸です。
買取戸数&買取再販戸数ランキング4.フジ住宅
フジ住宅は、関西エリアを中心に不動産事業を展開している企業で、東証一部に上場しています。
買い取ったマンションはリノベーションをして価値を高めたうえで再販しており、独自の再販検索サイトフジなびも提供しています。
居住者の満足度を第一に考え暮らしやすさを追求したリノベーションを実施しています。
手厚いサポート・サービスが提供できるように対象エリアを絞っており、法人向けに販売している業者です。
2018年のマンション買取再販戸数は1,167戸です。
買取戸数&買取再販戸数ランキング5.オークラヤ住宅
オークラヤ住宅は、関東エリアを中心に不動産買取を行っています。
累計契約件数は10万件を超えており、売却方法は仲介だけでなく、直接買取、買取保証制度、リースバック買取が用意されていますので、希望に合った方法で売却が可能です。
そのため、最初は仲介で売りたい場合は買取保証制度、住みながら売却したい場合はリースバック買取などできます。
2018年のマンション買取再販戸数は750戸です。
買取戸数&買取再販戸数ランキング6.トータルエステート
トータルエステートは、東京・横浜に拠点を構える不動産会社です。
即時買取プランだけでなく、売却後もそのまま住み続けられる賃貸借契約付き売却プランが用意されています。
トータルエステートグループは、これまで9,000戸超の販売実績があり、実績・ノウハウが豊富です。
そのため、適正な買取価格で買い取ってもらうことが可能です。年間800戸を超える実績があるなど、リノベーションにも強みがあります。
2018年のマンション買取再販戸数は626戸です。
買取戸数&買取再販戸数ランキング7.イーグランド
イーグランドは、東京、横浜、大阪、札幌に拠点を構え、中古住宅再生事業を展開しています。
買取等で仕入れたマンションや一戸建てにリフォームを施し、価値を高めたうえで販売しています。
仕入れ方法は競売や任意売却をメインとしています。
2018年のマンション買取再販戸数は600戸です。
安心の大手買取業者おすすめランキングTOP5
ここでは、買取サービスも提供している大手不動産会社の中から、おすすめの5社を紹介しています。
「買取を依頼するなら、安心感がある大手がいい!」という方は、不動産買取業者選びの参考にしてください。
安心の大手買取業者おすすめランキング①インテリックス
インテリックスは、リノベーションマンション販売累計が21,000戸を超えるリノベーションに強い不動産会社です。
直接買取や住みながら売るリースバックの売却方法があります。
札幌店、仙台店、横浜店、名古屋店、大阪店、広島店、福岡店があり、幅広いエリアをカバーしています。
安心の大手買取業者おすすめランキング②三菱地所レジデンス
三菱地所レジデンスでは、買取をした物件をリノベーションして再販するため、部屋の汚れなどはそのままで売却ができます。
新耐震基準で、対象エリアは東京、神奈川、千葉、埼玉の駅から徒歩10分以内の物件です。
リノベーションを前提としているため、クリーニングや修復も不要、スピーディーに売却が可能です。
安心の大手買取業者おすすめランキング③野村不動産
プラウドの分譲マンションでも有名な野村不動産もマンション買取サービスを提供しています。
クリーニング等は不要で室内そのままの状態で売却ができ、引き渡しの時期も相談が可能です。
買取物件はリノベーションが実施され、価値を高めて再販されます。
安心の大手買取業者おすすめランキング④カチタス
カチタスは、1978年に創業して全国に100店舗以上を展開しています。
これまでの買取・販売実績は累計5万戸を超えています。
買取した物件はリフォーム・リノベーションで付加価値を高め、清潔・快適な状態でリーズナブルに販売しています。
査定価格提示まで最短3日、現金決済まで最短3週間なのでスピーディーに現金化が可能です。
日本全国に店舗があるため、遠く離れた物件でも対応してもらえます。
安心の大手買取業者おすすめランキング⑤東急リバブル
大手不動産会社の東急リバブルも買取サービスを提供しています。
不動産仲介実績は25,000件超で毎年のようにランキング上位に入る業者です。
東京、神奈川、千葉、埼玉、札幌、仙台、名古屋、福岡、関西圏を買取対象エリアとしています。
販売力が優れた業者だからこそ、高値での買取が期待できます。
主要地域別おすすめ不動産買取業者ランキング一覧
ここでは、「東京」「大阪」エリアのおすすめ不動産買取業者について紹介しています。
どちらのエリアにも非常にたくさんの業者がありますが、まだ依頼業者を決めていない方は、ここで紹介する不動産買取業者もおすすめです。
東京でおすすめ不動産買取業者ランキング①インテリックス
これまでのリノベーションマンション販売累計戸数が21,000戸超と、リノベーションに強いインテリックス。
渋谷区に本社を構え、事業所は札幌や仙台、横浜、大阪、広島、福岡と幅広いエリアをカバーしています。
年間1,000件以上の買取実績があり、築年数や部屋の状態に関係なくそのままの状態で売却が可能です。
東京でおすすめ不動産買取業者ランキング②カチタス
カチタスは東証一部に上場していて、中央区に東京本部を構えています。
査定価格提示までは最短3日、現金決済まで最短3週間と迅速な対応で現金化までが早いのが特徴です。
他社で断れた物件であっても買い取ってくれる可能性もあります。
買取物件はリフォームやリノベーションで付加価値を向上して再販します。全国100店舗以上あり、買取・販売実績は5万戸以上を誇る業者です。
東京でおすすめ不動産買取業者ランキング③イーグランド
イーグランドは、東京、横浜、大阪、札幌に拠点を構え、競売や任意売却で仕入れた不動産にリフォームを行い、価値を向上させた中古再生住宅として販売しています。
物件のターゲットである一次取得層へ効率よくアプローチするため、自社に直販部門はつくらず、地場の不動産仲介会社に販売を依頼しています。
東京でおすすめ不動産買取業者ランキング④ムゲンエステート
ムゲンエステートは、東証一部に上場しており、新宿と横浜に拠点を構え、首都圏ドミナント戦略により1都3県の不動産取引に集中しています。
居住用不動産に関してはファミリータイプマンションをメインとしており、買い取った後にリフォーム工事を行い、価値を高めて再販をしています。
東京でおすすめ不動産買取業者ランキング⑤コスモスイニシア
大和ハウスグループで母体が大きいコスモスイニシア。マンションや一戸建ての買取サービスを行っており、室内が汚くても問題ありません。
売却後の補修義務や瑕疵担保責任の心配もありませんし、高値買取が期待できます。
大阪でおすすめ不動産買取業者ランキング①クリエイト大阪
クリエイト大阪は、大阪を中心に関西一円の不動産買取を行っています。
当日査定が可能で、365日年中無休、電話受付は22時までなど、スピーディーに査定を進めることができます。
買取にあたり、部屋に残った不要な家具・家電を無料で処分できますし、書類取得の代行や引っ越し業者等の紹介も行っています。
すぐに売却をして現金化を急ぎたい方におすすめです。
大阪でおすすめ不動産買取業者ランキング②FUKUYA(福屋不動産販売)
FUKUYAは、大阪などの関西圏だけでなく、首都圏や福岡の全国7都道府県に90店舗以上展開している不動産会社です。
1965年創業で多くの実績、経験、ノウハウがあり、過去5年間の仲介実績は40,000件以上です。
仲介だけでなく、「買い取りサービス」や「下取り保証サービス」を提供していて、買い取った物件はFUKAYAグループ全体を通したサポートで販売をします。
大阪でおすすめ不動産買取業者ランキング③ウィル
ウィルは、宝塚市に本社を構え、西宮、岡本、塚口、伊丹、川西、箕面、豊中、江坂、茨木、覚王山、藤が丘に営業所を展開しています。
これまで、阪神間〜北摂エリアで10,000件を超える売買契約実績があります。
仲介手数料キャッシュバック制度を設けていることもあり、多くの買いたい人が集まる不動産会社です。
また、買い取った物件はリノベーションを行うなど、多くの需要をつくり出せるため高値買取が実現可能です。
大阪でおすすめ不動産買取業者ランキング④関西不動産買取センター
関西不動産買取センターは、大阪、京都、兵庫エリアを中心に買取をしています。
独自のネットワークを駆使して、最短48時間、遅くても1週間で買取を行います。
特急買取と通常買取があり、どちらも他社では買取が難しかった物件でも買い取ってくれる可能性があります。現金化を急いでいる場合におすすめの業者です。
大阪でおすすめ不動産買取業者ランキング⑤ワンズ不動産
ワンズ不動産は大阪・近畿圏を中心に対応している不動産業者です。
仲介、任意売却、買取を行っており、買取は最短7日間で実施できます。
買取価格は相場の80%程度を設定しており、高値での売却が可能です。
最高1億円まで即金買取をしています。
土地買取におすすめの不動産買取業者ランキングTOP3
マンションの買取だけでなく、土地買取のおすすめ業者についても紹介しています。
土地の売却も検討している方は、業者選びの参考にしてください。
土地買取におすすめの不動産買取業者ランキング①東急リバブル
首都圏・関西圏・札幌・仙台・名古屋・福岡など、多くの拠点を展開している東急リバブル。
マンションだけでなく土地の買取も行っています。
実績や知名度が抜群で買い手が見つかりやすいため、高値で買い取ってくれる可能性があります。
居住用土地を対象としており、大手不動産買取業者を利用したいという方におすすめです。
土地買取におすすめの不動産買取業者ランキング②センチュリー21
全国のさまざまなエリアに店舗展開しているセンチュリー21であれば、土地売却の際も便利です。
センチュリー21のホームページから土地の相場価格をチェックすることもできます。
初めての不動産売却だからこそ安心できる大手で取引したい方におすすめです。
店舗は、愛媛、高知、新潟、秋田、福島を除く全国にあります。
土地買取におすすめの不動産買取業者ランキング③福地興産
福地興産は、関西エリアで土地売却を考えている方におすすめです。
最短2週間で買取ができるため、スピーディーにまとまったお金を得ることが可能です。
地域密着型で展開していることもあり、適正な買取価格を提示します。
アパート経営などの不動産収益物件も提供している業者だからこそ、高値買取が期待できます。
マンション買取を失敗させない方法
マンション買取を失敗しないためにも、どのような物件が買取におすすめなのか理解しておきましょう。
また、買取のメリット・デメリットを把握しておくことで、効果的にマンション買取を実行でき、リスク管理もしやすくなります。
ここでは、マンション買取を失敗しないためにもおすすめ物件やメリット・デメリットについて見ていきましょう。
こんなマンションは買取がおすすめ
「どんなマンションだったら買取がいいの?」「仲介か買取どちらに出すか迷っている」と、疑問を持っている方も少なくないでしょう。
買取がおすすめなマンションは「買取以外の方法(仲介)では売りにくい物件」です。
以下のようなマンションは買取に出すのがおすすめなので、参考にしてください。
駅やバス停までが遠い
「最寄り駅まで徒歩30分」「バス停が近くにない」「バス停はあるけどバスがほとんど通っていない」など、交通利便性が悪いマンションは仲介ではなく買取に出した方がいいでしょう。
そもそも、多くの人はマンションに利便性を求めています。
そのため、利便性が悪いマンションは仲介で販売してもなかなか売れません。
よほど他に魅力がない限り、駅やバス停までの距離・本数を知って、購入意欲が湧くことは珍しいでしょう。
交通利便性が悪い物件は、仲介で長い間販売しながら維持するよりも、買取に出すことをおすすめします。
近くにスーパーなどの商業施設がない
交通利便性と同じで、マンションの近くにスーパーや商業施設など買い物する場所がない場合も、買取に出した方がいいでしょう。
いくらAmazonなどがあるといっても、食料品や日用品を買えるお店が近くにないのは不便です。
自然豊かで子育てに良いなど、よほど周辺環境が魅力的な場合はいいですが、そうでなければ仲介に出しても時間がかかるでしょう。
築年数が古い
「築30年以上であちこちに古さが出ている」「築40年以上で老朽化が進んでいる」など、築年数が古いマンションは仲介よりも買取に出すのがおすすめです。
築年数が古すぎると、マンションのあちこちで老朽化が進んでいますし、耐震性や耐久性、断熱性などの性能を気にする人も出てきます。
特に、旧耐震基準で建てられたマンションはなかなか買い手が見つかりにくいです。
そのため、維持管理コストをかけながら仲介で買い手を探すよりも、買取で早くまとまったお金を受け取った方がいいでしょう。
近年、大きな地震や自然災害が発生していることもありますし、住宅ローンの返済期間の短さ、近い将来の建て替えの可能性、マンション設備の古さなど、いろいろなネガティブ要素があるため、築年数が古いマンションは仲介で苦戦が予想されます。
事故物件
「賃貸に出していたら自殺があった」「高齢者の孤独死があった」などの事故物件の場合、仲介だと多くの買主から敬遠されてしまいます。
それであれば、買取で早期に手放し、新しい物件を購入するなどした方がいいでしょう。
仲介の場合、売れるまで維持管理コストがかかりますし、住宅ローンの返済も続きます。
災害被害に遭った物件
地震や台風、豪雨などの甚大な被害に遭った物件や、自然災害が多いエリアの物件は買取を検討した方がいいでしょう。
昨今、さまざまな災害が発生しているため、わざわざ災害リスクが高いマンションを選ぶ人は少ないです。
買取に出して効率よく現金化した方が次に進みやすいでしょう。
室内が既にボロボロの物件
「フローリングや建具、壁が傷だらけ」「設備の多くが故障している」「水まわりや壁がカビ一色になっている」「どうやってもニオイが取れない」など、築年数にかかわらず、物件状態が「汚い」「ボロボロ」などの場合は、買取の方がおすすめです。
仲介に出すとすれば、ハウスクリーニングなどではカバーできない可能性があります。
大掛かりなリフォーム等をするにしても多額の費用が発生してしまいます。
買取であれば、リフォームやリノベーションを前提としている企業も多いため安心して進められます。
また、マンションの状態とは異なりますが、以下のような人・希望がある場合は、仲介よりも買取をおすすめします。こちらも仲介と買取を選ぶ際の参考にしてください。
早くまとまったお金が欲しい人
「早く新しい家を購入したいので売却したい」「離婚してマンションを手放して財産分与をする」「今後の生活資金でどうしてもまとまったお金が必要になった」など、早くまとまったお金を手にしたい方は、仲介よりも買取がおすすめです。
仲介だと、売却までに3ヶ月〜6ヶ月程度、もしくはそれ以上の時間がかかります。その間も住宅ローンや管理費、修繕積立金、駐車場代などのコストは払い続けなければいけません。
また、「必ず半年で売れる」など、期限があればいいですが、1年〜2年経っても売れていない可能性もあります。
買取であれば、仲介よりも売却金額は下がってしまいますが、金額に合意をすればすぐに売却ができ、お金が入ってきます。
魅力が乏しく売るのが難しい物件を所有している人
前述の通り、交通利便性が悪い物件や事故物件、築年数が古いマンションなど、魅力が乏しく売るのが難しい物件を所有している人は買取がおすすめです。
売主自信が「ここのマンションはあんまり魅力がない」と思うような物件は、買主にとっても魅力がないことが多いです。
主観的・客観的に見て魅力が乏しく需要が少ないと感じる物件は、仲介に出しても買い手を見つけるのは大変です。
売却に時間がかかりますし、売れない可能性もあります。
買取であれば、魅力が乏しく売るのが難しい物件でも売却が可能です。
駅やバス停までの距離、周辺の店舗・商業施設、公園や学校、部屋の広さや日当たりなど、他にもチェックする要素はたくさんありますが、主観的・客観的に見て売るのが難しいと判断した物件は買取に出しましょう。
マンションの買取のメリット・デメリット
ここでは、マンション買取のメリット・デメリットについて見ていきましょう。
メリット・デメリットを知っておくことで、仲介との比較もしやすくなります。
7つのメリットと3つのデメリットについて紹介します。
メリット①:スピーディーに現金化できる
マンション買取のメリットが、売却までに時間がかからないことです。
たとえば、仲介の場合、売却までの平均期間が3ヶ月〜6ヶ月程度といわれています。
しかし、その間で必ず売却できる保証があるわけではなく、1年以上経っても売れ残っている物件も多いです。
買取の場合は、金額に合意できればすぐに売却することが可能です。
売却までの期間が短いため、スピーディーに現金化することができます。
できるだけ早くまとまったお金が必要な人も安心です。
メリット②:資金計画が立てやすい
不動産仲介ではなく、買取業者に任せる場合はスピーディーに売却が可能です。
すぐにまとまったお金が入ってくるため、住み替え先の購入資金や日々の生活資金、老後資金、子どもの教育資金、車の購入資金など、明確な資金計画を立てることができます。
仲介の場合はいつ売れるかわかりませんし、売れなければ値引きの可能性もあるため、明確な資金計画を立てることは難しいです。
資金計画が立てやすいのもマンション買取のメリットです。
メリット③:仲介手数料がかからない
仲介でマンションを売る場合、仲介手数料が発生します。
仲介手数料の上限は「(売買金額×3%+6万円)×消費税」です。
仮に売買金額が2,000万円であれば、70万円程度の仲介手数料がかかる可能性があります。
しかし、買取の場合は業者との直接取引となるため、仲介手数料は発生しません。
仲介よりも売却金額は下がりますが、数十万円もの仲介手数料をカットすることができます。
メリット④:マンション売却が近所にバレない
マンション買取の場合、売却していることが近所にバレないこともメリットです。
仲介の場合は、不動産サイトや情報誌に物件情報が載りますし、近所にはチラシがポスティングされる可能性もあります。
売却することが近所に知られたら、その都度理由を聞かれたりするでしょう。
また、勝手にいろいろな噂をする人が出てくるかもしれません。
買取の場合は業者との直接取引なので、サイトや情報誌、チラシなどに売却したことが載ることはありません。
近所に知られずに売却を完了でき、新しい家を住み替えすることができます。
メリット⑤:瑕疵担保責任を負わなくてすむ
マンションを仲介で売却する場合は、買主に対して瑕疵担保責任があります。
そのため、万が一、売却したマンションに瑕疵が見つかった場合は損害賠償請求などを受けてしまいます。
しかし、マンション買取の場合は専門業者との取引となり、瑕疵担保責任は負わなくていいため、精神的負担が大きく軽減されます。
メリット⑥:内覧準備や立ち会いなど売却活動のサポートが不要
仲介でマンションを売却する場合、内覧での立ち会いや売却活動のサポートが必要になります。
内覧前のハウスクリーニングやモデルルーム化、大きい荷物の片づけ、買主に見せる資料作成、内覧希望日に合わせた仕事の調整など、いろいろと大変です。
マンション買取であれば、内覧や売却活動のサポートは何も必要ありません。
そのため、コストや手間・労力を省くことができます。
メリット⑦:訳ありマンションでも売却可
売却を予定しているマンションが、事故物件など何らかの訳ありだとしても買取であれば売ることが可能です。
仲介の場合は買い手が見つからない限り売れることはありません。
そのため、それほど需要が見込めない訳あり物件だと、売れ残る可能性があります。
しかし、マンション買取であれば、需要の見込みが少ない訳あり物件であっても、売却金額に合意できれば売ることが可能です。
「いつ売れるかわからない」という不安からも脱却できます。
デメリット①:仲介で売るよりも売却金額が安くなる
マンションを買取に出すデメリットとなるのが、仲介で売るよりも売却金額が安くなることです。
一般的に、買取の場合は仲介よりも2割〜3割以上売却金額が下がります。
仲介で売るときのように仲介手数料はかかりませんが、買取の売却金額は安くなってしまいます。
そのため、どうしても高く売りたい場合は仲介を検討した方がいいでしょう。
売却金額が安くなっても早く・確実に売りたいのであれば買取を検討すべきです。
たとえば、仲介の場合は3,000万円で売れる物件が、買取の場合は2,100万円〜2,400万円前後になってしまいます。
買取の場合は、仲介で売るよりも売却金額が安くなることを理解したうえで資金計画を立てるようにしましょう。
デメリット②:売却金額に合意できないと買い取ってもらえない
マンション買取のデメリットの1つが、売却金額に合意できないと買い取ってもらえないことです。
「すぐに売却したい」「早くまとまったお金を手にしたい」と考えていても、提示された売却金額に納得できない場合は売ることができません。
自分が想定していた金額、もしくはそれ以上の金額を提示された場合はいいですが、想定以下の金額を提示された場合にどうするのか決めておく必要があります。
仮に、合意しなければ買取はできないため、仲介で売るか別の手段を考えなければなりません。
買取業者の売却金額に合意できないと売ることもできないことを理解し、業者選びや計画を立てるようにしてください。
デメリット③:物件状態は査定にあまり関係ないことも
マンションを仲介で売る場合は、物件の状態や築年数が査定に大きな影響を与えます。
しかし、マンション買取の場合は、物件状態や築年数がそれほど重視されないケースもあります。
なぜなら、不動産買取業者は、買い取った物件をリフォームやリノベーション、クリーニングすることを前提としているためです。
そのため、仮に物件の状態が良く、築年数が浅かったとしても査定金額がそれほど高くならない可能性があります。
不動産買取業者にもよりますが、物件状態や築年数は査定にそれほど影響を与えないことがあることを理解し、利用するようにしてください。
マンション買取の流れ
マンション買取までの流れを時系列で工程ごとに解説。
一般的に、マンション買取をする場合は、以下1〜7の流れで買取を進めていきます。
どのような流れで買取をするのか知っておかないと、事前準備が足りず、スムーズに進めていくことができません。
しっかりと買取の流れを把握したうえで、進めていくようにしてください。
1.必要書類等の準備
まずは、マンション買取に必要な書類を準備しましょう。
書類によっては揃えるのに時間がかかるものもあるため、どんな書類が必要か把握し、早めに入手することが大切です。
マンション買取にあたり、必要になる書類は以下のとおりです。
・固定資産評価証明書
・登記済権利証または登記識別情報
・建物図面
・地積測量図
・パンフレット
・身分証明書
・実印
・印鑑証明書
・住民票
・ローン残高証明書
・マンション管理規約 など
業者や状況によって必要書類が異なる場合がありますが、確実に必要になる印鑑証明書や登記済権利証または登記識別情報、固定資産評価証明書、管理規約などは早めに準備をするようにしましょう。
2.依頼する不動産買取業者を決める
必要書類の準備に取り掛かりながらも、依頼する不動産買取業者を決めます。
業者によって買取金額が変わってくるため、どの業者に依頼するかで手元に入る金額が違ってきます。
先に紹介したように、
・業者の実績
・得意・不得意
・営業担当者
・行政処分の有無
・金額交渉
・口コミ・評価
・査定金額
などをポイントに不動産買取業者を選びましょう。
また、複数の業者で一括査定を必ず行うようにしましょう。
査定金額が高い業者に依頼をした方が、高く買い取ってもらえる可能性があります。高く買い取ってもらえれば、多くのお金が手元に入ってきます。
業者によって買取金額を決める基準が違うからこそ、必ず複数の業者で比較を行うことが大切です。
業者選びによって、売却金額が変わるため時間をかけて慎重に選ぶようにしてください。
3.買取金額や買取条件を決める
依頼する不動産買取業者を選んだ後は、買取金額や買取条件の決定をします。
不動産買取では、基本的に査定金額がそのまま買取金額になります。
そのため、査定金額に納得して合意できれば買取に進みますし、納得できなければ買取は成立しません。
もし、査定金額に不満がある場合は、業者に買取金額の交渉をしてみましょう。交渉をすれば、もしかすると買取金額が高くなるかもしれません。
ただし、交渉をするときは「なんとか買取金額を高くしてください!」とお願いするだけではなく、「同じような条件の◯◯マンションは、買取金額△△万円だったため、この物件も■■万円までは高くしてほしい」など、根拠をもとに交渉すると効果的です。
買取金額や買取条件の決定をしたら、マンション引き渡し条件の確認や売買契約へと進みます。
4.マンション引き渡し条件の確認
買取業者にマンションを売却するまでの今後のスケジュールなど、詳細条件の打ち合わせを行います。
たとえば、マンションにある不要な家具などはそのままにしておくのか?処分するのか?処分した場合はどちらが費用を負担にするのかなど、細かい部分まで決めておかないと、後々トラブルになる可能性があります。
また、
・手付金はいくらか
・売却代金はいつ入金されるのか
など、お金に関することも確定し、共有します。特に、売主にとっては売却代金がいつ振り込まれるのかは大事な問題です。
5.契約を結ぶ
買取金額や買取条件、今後のスケジュールなどがクリアになったら、売買契約書の締結へと進みます。
契約をする際は、業者の担当者が契約書の内容を説明したり、約款を読み上げてくれるため、初めての人でも安心です。
契約内容に何か問題がないか、しっかりと確認したうえで署名・押印をします。
売買契約を締結する際に手付金も受け取ります。
不動産買取に限った話ではありませんが、売買契約を締結した後に、相手の都合で契約解除となる場合は手付金の倍返しが基本です。
また、契約日までに必要書類を準備しておくようにしましょう。
書類が揃っていないと契約ができないため、売却代金が手元に入ってくるのもその分遅くなってしまいます。
できるだけ早く書類の手配をしておくことが重要です。
売却したら住むこともできないため、それまでに仮住まい、もしくは新居も見つけておかなければいけません。
その他にも、公共料金の清算や抵当権抹消の準備などもしておく必要があります。
売買契約を締結をした後に、諸々の条件を変更することはできないため、何か少しでも疑問がある場合は、契約前までに業者と話し合うようにしてください。
しっかりと納得したうえで進めていくことが大事です。
6.金額入金、物件引き渡し
売買契約を締結した後に、売却代金の残金が入金されます。
また、固定資産税など各種清算金の受け取りも行い、司法書士には必要書類等の確認をしてもらいます。
そして、マンションの鍵や書類を業者渡せば買取の終了です。
少しでも早く売却代金を得たい場合は、円滑に契約が終了するように、事前に書類の準備や不明点を明確にしておくことです。
7.確定申告
売却代金の入金や物件の引き渡しで買取自体は終了となりますが、翌年の2月〜3月に確定申告をする必要があります。
これは仲介で売る場合と同じで、譲渡益が出た場合には確定申告を行い、必要であれば譲渡所得税を納付します。
税率については、下記のようにマンションの所有期間によって変わってくるため注意してください。
●譲渡所得税
・所有期間5年以下:30.63%
・所有期間5年超 :15.315%
※復興特別所得税含む
●住民税
・所有期間5年以下:9%
・所有期間5年超 :5%
所得税と住民税は納付時期が異なりますが、両方の税率を合わせると以下のようになります。
・所有期間5年以下:39.63%
・所有期間5年超 :20.315%
確定申告をする際の主な手順は次のとおりです。
1.課税譲渡所得を計算する
2.確定申告に必要な書類を準備する
3.確定申告書を作成する
4.確定申告書や必要書類を提出する
5.所得税の納税
課税譲渡所得は、「譲渡金額−取得費用−譲渡費用−特別控除」で算出ができます。
譲渡費用は契約の際にかかる印紙代や業者に支払う仲介手数料などです。3,000万円の特別控除があるため、高額で売れない限りはほとんど非課税になります。
また、確定申告に必要な書類は次のとおりです。書類準備に時間がかかるものもあるため、ギリギリではなく早めに入手するようにしてください。
・確定申告書B様式
・分離課税用の確定申告書
・売買契約書
・売買代金受領書
・譲渡所得の内訳書
・印紙税や仲介手数料など諸経費の領収書
・マンション取得時の書類(固定資産税精算書、仲介手数料などの領収書)
・戸籍附票
・マンションの全部事項証明書 など
確定申告をしたことがない方は、特に早めのうちから準備するようにしましょう。
マンションを高く買い取ってもらうためのポイント2つ
マンションを少しでも高く買い取ってもらうために、ここで紹介する2つのポイントに注意しましょう。
これらのポイントに注意することで、通常よりも良い条件で買い取ってもらえる可能性が高くなります。
複数の不動産会社に査定を依頼する
マンションを高く買い取ってもらうためのポイントの1つが、複数の不動産買取業者に査定を依頼することです。
前述のとおり、業者によって特徴が異なるため、提示される買取金額に差があります。
売主としては、少しでも高く評価をしてくれる業者を選びたいものです。
「知人に紹介されたから」
「近くにあるし、知名度があるから」
「いろいろ探すのは面倒だから」
などの理由で最初から1社に絞ってしまうのはやめましょう。少しでも高く売れる可能性を捨ててしまうことになります。
複数の業者で査定を行えば、「A社は1,500万円、B社は1,400万円、C社は1,600万円、D社は1,650万円」など、業者ごとの評価の違いを知ることができ、高く評価してくれる業者の中から依頼先を決めることが可能です。
一括査定サイトなどを活用すれば、複数業者へ査定依頼を出すこともそれほど大変なことではありません。
サイト利用も無料です。
面倒に思わず、少しでも高く買い取ってもらうために複数業者で査定を行い、比較するようにしてください。
訪問査定は「いかに魅力的な物件に見せるか」が鍵
マンションを少しでも高く買い取ってもらうために、訪問査定の際、いかに魅力的な物件かアピールすることは大事です。
一般的に、査定方法には「簡易査定(机上査定)」と「訪問査定(詳細査定)」の2種類があり、訪問査定では担当者が直接マンションを見て査定を行います。
・最寄り駅までの距離は?
・都市部までのアクセスは?
・近くのスーパー、学校、病院などは?
・設備に不具合はないか?
・建物に欠陥はないか?
・フローリングや壁などの様子は?
・日当たりや風通し、景色はどうか?
・共用施設は充実しているか?
・マンション内でトラブルはないか?
など、さまざまな項目についてチェックされます。
簡易査定よりも精度の高い査定金額を出すための査定方法であり、訪問査定で出された金額が買取金額になります。
そのため、訪問査定の際にいかに良く見てもらえるかで査定金額が高くなる可能性があります。
業者によって査定基準は異なりますし、リノベーションなどを前提としているところも多いため、物件をきれいにしても金額に反映されるとは限りません。
しかし、何もしないよりはマシです。
仲介で売却する際と同じように、以下のようなことはやっておいてもいいでしょう。
・ハウスクリーニングなどできれいにしておく
・周辺環境や物件の特徴を整理しておく
・査定の際は不要なものを片づけ部屋を広く見せる
・日当たりや風通しがいい時間に査定してもらう
・共用施設やマンションのルールを説明できるようにしておく
など、査定の担当者から聞かれそうなことや物件の特徴を伝えられるよう準備しておきましょう。
確実とはいえませんが、買取金額が高くなる可能性があることは少しでもやっておくべきです。
尚、訪問査定だけでなく、簡易査定の内容も把握しておきましょう。
簡易査定
簡易査定は訪問査定よりも簡易的な査定方法で、机上査定とも呼ばれています。
簡易査定の場合は、担当者がマンションを直接チェックするのではなく、売主が入力したインターネットの情報などをもとに査定金額を算出します。
実際に現物を見ているわけではないため、物件の細かい特徴やデメリット(不具合、故障、傷、汚れ、トラブル、利便性が悪いなど)は査定金額には反映されていません。
あくまでも仮の金額であるため、訪問査定と比べると精度は低くなります。
業者が出した査定金額が簡易査定によるものであれば、実際の買取金額とは異なる可能性が高いことを認識しておきましょう。
買取を行う前に知っておくマンション売却の知識
マンション買取を実施する前に、仲介や任意売却との違い、買取保証サービスなどについて理解を深めておきましょう。
買取や売却に関する知識を得ておくことことで、適切な売却方法を選択できるようになります。
売却方法によって売却金額や売却期間など、さまざまな部分に違いが出ますので、しっかりと把握しておくことが大事です。
「仲介」「買取」「任意売却」は何がどう違う?それぞれの特徴とメリット・デメリット
マンションを仲介・買取・任意売却のどの方法で売るかによって、売り方やメリット・デメリットが異なります。
それぞれの特徴を知っていることで、より状況に合った方法で売却することが可能です。
ここでは、仲介・買取・任意売却それぞれの特徴やメリット・デメリットについて見ていきましょう。
仲介とは
仲介とは、売主から依頼を受けた不動産仲介業者が買主を探し、契約に至るまでサポートをしてくれるのが特徴です。
宅地建物取引業法で定める免許を持っている業者に依頼し、仲介業者は成功報酬として仲介手数料をもらいます。
多くの不動産仲介業者があり、ほとんどの業者は査定を無料で行ってくれます。
仲介のメリット・デメリット
マンション売却を仲介で行うメリット・デメリットは以下のとおりです。
●メリット
・買取よりも高く売れる
マンション売却を仲介で行うメリットは、買取よりも高く売れることです。
たとえば、買取の場合は仲介よりも2割〜3割、場合によって5割程度も売却金額が下がってしまいます。
また、買取や任意売却だと基本的に売主が金額を決めますが、仲介であれば売主の希望金額で売却することも可能です。
高く売却できれば、その分多くの資金を得ることができます。
●デメリット
・売却までに時間がかかる
・仲介手数料がかかる
・資金計画が立てづらい
・瑕疵担保責任に問われる可能性
マンションを仲介で売却する場合、高く売れるメリットがある一方で、上記のようなデメリットもあります。
売却までの平均期間は3ヶ月〜6ヶ月といわれていますが、需要のない物件であれば1年以上売れないことも珍しくありません。
いつ売却できるか、いつまとまったお金が入ってくるのか読みづらいため、資金計画も明確にしにくいです。
また、上限「(売買金額×3%+6万円)×消費税」の仲介手数料もかかりますし、売却後に何か欠陥が見つかれば、瑕疵担保責任に問われる可能性もあります。
買取とは
仲介は、売主が仲介業者を通して個人である買主にマンションを売却します。
しかし、マンション買取の場合は、業者が直接買い取ってくれるため、売主と業者の2者間での取引となります。
仲介とは違ったメリット・デメリットがありますので見ていきましょう。
買取のメリット・デメリット
●メリット
・スピーディーに現金化できる
・資金計画が立てやすい
・仲介手数料がかからない
・マンション売却が近所にバレない
・瑕疵担保責任を負わなくてすむ
・内覧準備や立ち会いなど売却活動のサポートが不要
・訳ありマンションでも売却可
先に紹介したとおり、マンション買取の場合は上記のようなメリットがあります。仲介のように数ヶ月以上待つ必要はないため、スピーディーに現金化が可能です。
すぐにまとまったお金が入るため資金計画が立てやすく、仲介手数料もかかりません。
また、不動産サイト等に情報が載らないため、売却していることが近所にバレる心配もありません。
業者の直接買取となるため瑕疵担保責任を負わなくて済みますし、内覧準備などの手間やスケジュール調整も不要です。
仲介では売却しにくい訳ありマンションでも買い取ってもらえる魅力があります。
●デメリット
・仲介で売るよりも売却金額が安くなる
・売却金額に合意できないと買い取ってもらえない
・物件状態は査定にあまり関係ないことも
マンション買取には上記のようなさまざまなメリットがある一方で、このようなデメリットがあることも理解が必要です。
買取の最大のデメリットといえるのが、仲介で売るよりも売却金額が安くなることです。
買取だと2〜3割、物件や業者によっては5割程度まで安くなります。
また、仲介よりも安い金額に同意できないと買い取ってもらうことはできません。
そのため、まとまった金額を手にしたいと考えていても、提示される売却金額に納得できない場合は買取が進みません。
任意売却とは
任意売却は、住宅ローンなどの返済ができず、売却をしてもローン残債が残る物件を金融機関の合意を得て売る方法のことです。
任売とも呼ばれています。
任意売却と似ているものに競売があります。
競売はローン返済ができない場合は、金融機関が担保となっているマンションを強制的に売却するものです。
任意売却の主なメリット・デメリットは以下のとおりです。
任意売却のメリット・デメリット
●メリット
・競売よりも高く売れる
・任意売却や滞納したことを近所に知られない
・持ち出し金がない
・今のマンションに住み続けられる可能性
・ローン残債は分割返済可能
任意売却は、仲介と同様の方法で売却をするため、市場相場に近い金額で売ることが可能です。
競売だと相場の7割程度の金額となりますが、それよりも高く売ることができます。
一般的な不動産売却と同じ売り方なので、「マンションを売っている」ということを近所に知られることはあっても、「ローンを滞納していた」「任意売却している」と知られることはありません。
また、売却にあたり必要となる諸経費については、売却代金からの差し引きとなるため持ち出し金がゼロで済みます。
マンションを買ってくれた人が投資(賃貸)目的であれば、賃貸として家賃を支払いながら、住み慣れたマンションで生活をしていくことも可能です。
売却後に残ったローン残債は、金融機関と協議したうえで無理のない金額で分割返済していくこともできます。
債権者の承諾を得ることができれば、引越し費用を売却代金から融通してもらえることもあります。
●デメリット
・債権者・連帯保証人の同意が必要
・買い手が付かない場合は競売の可能性
・信用情報に載ってしまう
・任意売却を取り扱う業者の情報が少ない
・諸経費がかかる
任意売却の場合、ローン残債よりも低い価格でマンションを売却することになるため、債権者から同意を得る必要があります。
承諾を得られない場合は話が進まなくなってしまうため注意が必要です。
住宅ローンを利用する際に連帯保証人がいる場合は、連帯保証人の同意も必要です。
こちらの場合も同意が得られなければ任意売却をすることができません。
また、マンションを任意売却に出したとしても必ず売れると決まったわけではありません。
任意売却ができる期間には限りがあり、その期間内に売れなければ競売にかけられてしまいます。
任意売却をするには住宅ローン返済の滞納を数ヶ月していなければなりません。
しかし、ローン返済を3ヶ月以上滞納してしまうと、信用情報に載る可能性があります。
俗にいうブラックリストに載ることになり、7年前後はローンの利用などができなくなりますので注意しましょう。
限られた時間の中で任意売却を進めていく必要がありますが、専門業者の情報がそれほど多くないため、「どうやって業者を探したらいいのか」「どんな業者があるのか」などで困ってしまう人も多いようです。
あと、任意売却の際も仲介と同じように仲介手数料や登記料など諸経費がかかることを覚えておきましょう(売却代金から差し引き)。
仲介と買取に迷ったら「買取保証」サービスも検討する
「仲介も良いが、売れるかどうかわからないので買取も捨てがたい」「買取を検討しているが仲介も諦めたくない」など、マンション売却方法を仲介と買取で迷った場合は買取保証サービスの利用もおすすめです。
買取保証サービスとは、最初は一般市場でマンションの売却活動を行い、一定期間売れなかった場合は業者が買取をする保証サービスのことです。
一般売却の期間は3ヶ月〜6ヶ月程度で、売却期間中は業者と専任媒介契約を締結します。
期間中に買い手が付かなかった場合は、業者が提示した金額で買い取ってもらえるため、「いつ売れるかわからない」という心配がありません。
また、一定期間は仲介同様売却活動をするため、「できれば市場相場に近い金額で売りたい」と考えている人も安心です。
「何がなんでも高く売りたい」「できるだけ早く売却したい」という場合は仲介や買取がおすすめですが、「できれば高く売りたいけど、売れないのは嫌。確実に売却したい」という場合は買取保証サービスを検討してみるといいでしょう。
買取保証サービスを提供している不動産会社は少なくありません。
瑕疵担保責任とは何か?
マンションの売却方法によっては、売主は瑕疵担保責任を負います。
瑕疵担保責任とは、売却したマンションに、売買時点では明らかになっていない隠れた瑕疵(欠陥)が見つかった場合に売主が責任をもたなくてはいけないことです。
もし、隠れた瑕疵が見つかれば、買主は売主に対して損害賠償請求や契約解除などが可能です。
瑕疵担保責任は、買主が瑕疵を見つけた日から1年以内であれば売主に責任を追及できます。
雨漏りやシロアリ被害、腐食、給排水管の故障、建物の傾斜、漏水被害など、他にも多くのことが瑕疵に含まれます。
業者買取の場合は売主が瑕疵担保責任を問われなくて済みますが、仲介などの場合は瑕疵担保責任を負うリスクがあることを把握しておきましょう。
まとめ
今回は、不動産買取業者のおすすめランキングや選ぶ際のポイント・注意点などについて紹介いたしました。
どの不動産買取業者を選ぶかで、買取金額が変わってくるため、業者選びはとても大事です。
これから、マンションや一戸建て、土地などの売却を検討している方は、ぜひここで紹介した内容を参考にして進めてみてください。
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