建売住宅の見学会当日に気を付けるべきポイントや事前の準備について解説

建売住宅ではさかんに見学会や内覧会を行っています。

建売住宅はモデルハウスの場合もありますが、実際に販売している建物で見学会を行なうことが多いのです。

ただ、せっかく見学会に行ってもポイントを押さえておかないと見学会の意義が半減してしまいます。

見学会でどこを見るべきか、あらかじめチェックしておきましょう。

ぜひ参考にしてみてください。

建売住宅見学の3つの事前準備

週末に建売住宅の折り込みチラシが入ってきました。

特に予定もないし見学会にでも行こうか、となったとします。

ただ見学するだけでは見学会はもったいないものです。

見学会でも事前準備が大事になります。

見学会に行くにあたっては、事前に準備しておくことは以下のとおりです。

  1. 買う前提か見学か決めておこう
  2. 家族全員で行こう
  3. 事前に用意するもの

それぞれお話しします。

1.買う前提か見学か決めておこう

真剣に探している場合と、ただ新しい家を見に行く場合では力の入り方が違うものです。

ただ見るだけであれば、特に何も必要ありません。

新しい家を見るだけでも楽しいものです。

今後の建売住宅購入の参考になることも見つかります。

一方、真剣に建売住宅を探し、これから見に行く建売住宅を購入するかもしれない場合は、相応の準備と用意が必要です。

2.家族全員で行こう

見学会に行く場合、家族全員で行くことをおすすめします。

もしその建売住宅を買ったらそこに住むことになるのです。

家族全員が当事者の立場になります。

大人と子ども、男性と女性で重視すべきところ、こだわる場所は違うものです。

多くの人の意見を聴くためにも、その家に住む予定の家族が見学に行ったほうがよいでしょう。

3.事前に用意するもの

見学会に行くにあたって、いくつかの道具やデータを持っていくと便利です。

事前に用意するものとして以下のものが考えられます。

  1. カメラまたはスマートフォンのカメラ機能
  2. メージャー(コンベックス)
  3. 持っている家具の寸法を記入したメモ

カメラはあとで見返すために必要です。

スマートフォンのカメラ機能でも代用できます。

撮影に夢中で現場を覚えていない、なんてことのないようにしましょう。

寸法を測る道具も必要になります。

部屋の高さや幅を測っておくと便利です。

家具の寸法がわかっていればその場で計測してその家具を部屋に入れることができるかがわかります。

建売住宅の現地見学でチェックする7つのポイント

建売住宅の見学会は決して長い時間ではありません。

人気の物件では1時間程度の場合もあります。

このため、効率的にチェック、確認をする必要があるのです。

その際にチェックポイントを事前にリストアップしておくことをおすすめします。

現地見学がチェックするポイントを7つにまとめてみました。

  1. 生活動線の確認
  2. 室内の日当たりは適切か
  3. 温度、湿度は適切か
  4. 収納スペースは十分にあるか
  5. 周辺環境は快適か
  6. 施工がきちんとされているか
  7. 点検口から天井裏と床下をのぞいてみよう

それぞれ解説していきます。

1.生活動線の確認

生活動線が考えられている住宅は住みやすいものです。

反対に動線が考慮されていないとストレスが溜まることもあります。

生活動線ではやはり水回り関係が優先事項です。

キッチンから洗面所、トイレまでの動線が使いやすいかどうかがポイントになります。

一方向だけでなく、2方向からアプローチできることが理想です。

2.室内の日当たりは適切か

郊外の建売住宅であれば、日当たりは概ね確保されています。

逆に都市部の狭小な建売住宅では日当たりが犠牲になっていることも。

日当たりはよいことが理想ではあるものの、エリアによって多少の差はあるものです。

南側に大きなマンションや山があって日当たりが悪いなどがわかれば、購入の際の判断事項になります。

3.温度、湿度は適切か

最近の建売住宅は断熱性もアピールポイントです。

夏涼しく冬暖かいのが理想ですが、実際はなかなか難しいもの。

見学会の際はエアコンを効かせており判断が難しい場合もあります。

こうしたときには、エアコンから離れたスペース、洗面所やトイレの温度で判断してみましょう。

洗面所やトイレが極度に寒暖の差があるのは、断熱性に重きを置いていない可能性があります。

4.収納スペースは十分にあるか

どの家でも年を経るごとに荷物が増えていくものです。

建売住宅の場合、居住スペースを優先して収納を少なくする場合もあります。

購入側も「20畳のリビングと1畳の収納」と「18畳のリビングと3畳の収納」だと前者を選んでしまう場合もあるからです。

使いやすさの面では各部屋に収納があるほうが便利になります。

5.周辺環境は快適か

見学の際にチェックするのは、建物ばかりではありません。

隣や向かいの住宅の様子、さらには周辺の環境がどうなっているかも確認しましょう。

今は空き地でも建築計画がある可能性もあります。

騒音や臭いを出す工場がある可能性もあるのです。

建売住宅を見学する前や見学後に周辺を散歩するだけでもわかることがあります。

6.施工がきちんとされているか

本来は壁の内部、基礎なども確認したいところですが、完成品である建売住宅では難しい話です。

クロスのはがれや扉の納まり具合など、施工精度もチェックする必要があります。

室内だけでなく、家の外側も確認しましょう。釘が出っ張っている可能性もあります。

このように可能な場所は施工がきちんとなされているか確認することが必要です。

7.点検口から天井裏と床下をのぞいてみよう

床下収納や2階の押入れから床下や天井裏へ入ることができます。

担当者に教えてもらい、これらの場所を確認してみましょう。

きれいに掃除がされていれば第一段階は合格です。

ほこりや木くずなどのゴミが溜まっていると他の見えない場所も同じようになっているのでは、と疑念も湧いてきます。

建売住宅の見学時に営業担当への6つの質問事項

建売住宅の見学会では案内をしてくれる営業担当がいるものです。

この担当者はその物件のことをよく知っています。

どんどん質問してみましょう。

営業担当者は住宅メーカーの窓口です。

その担当者の知識や能力でスムーズな取引ができることもあれば、フラストレーションがたまってしまうこともあります。

営業担当への質問事項は以下のとおりです。

  1. 営業担当を確認しよう
  2. 建売住宅が建っている土地の地盤は安心か
  3. 標準仕様とオプションを確認
  4. 庭や駐車スペースなど外構は価格に含まれているか
  5. 値引きは可能か
  6. 引き合いがあるか

ひとつずつみていきましょう。

1.営業担当を確認しよう

まずはどんな営業担当なのか、その人となりを確認します。

物件に対する質問に答えられることはもちろんですが、対応や言葉遣いなども大事です。

物件の知識といっても、何でも暗記している必要はありません。

わからないことは図面や資料を確認して答えてくれればよいのです。

中には適当にごまかす担当者もいるので注意が必要になります。

2.建売住宅が建っている土地の地盤は安心か

営業担当者には現地を見ただけではわからないことも質問してみましょう。

例としては地盤です。地盤が固いか軟弱かはみただけではわかりません。

地盤調査をしている場合には、その資料があるはずなので見せてもらいましょう。

場所によっては土壌汚染の可能性もあります。

こうした調査の資料を開示してもらうと、見学会はとても有意義なものになるのです。

3.標準仕様とオプションを確認

モデルハウスの場合はどこまでが標準仕様でどこからがオプションなのかを確認しましょう。

モデルハウスはグレードの高い部材やオプションの設備がふんだんに使われている場合もあります。

その見学している建売住宅そのものを購入する場合以外は、実際に購入する住宅との違い、本体価格以外に必要なものを把握しておきましょう。

4.庭や駐車スペースなど外構は価格に含まれているか

建売住宅の場合、外構工事が本体価格に含まれていない場合があります。

これはなるべく安くみせるための手段のひとつなのです。

庭や駐車スペースの整備費用が販売価格に含まれているのか、含まれていなければどのくらいかかくのかを確認しましょう。

外構工事まではなかなか気が回らないものです。

外構工事代が足らなくならないように注意する必要があります。

5.値引きは可能か

いよいよ質問事項が物件から契約内容に移ります。

購入者にとって一番知りたいのはいくらでこの建売住宅を買えるかということ。

担当者も「この人は建売住宅を買ってくれるか」と考えているのです。

向こうから「予算はどれくらいですか」と聞いてくることもあります。

ここからは駆け引きの始まりです。

あまり正直に最初から予算を話すよりは、逆にどれくらいまで値引きが可能かを聞いてみましょう。

いくらまでなら値引きができる、あるいは値引きは難しいがオプションをつける、といった条件提示が担当者からあります。

こうしたやり取りを通して条件を詰めていくことになるのです。

6.引き合いがあるか

この質問でどのくらい人気の物件かがわかります。

ただ、そこは担当者もプロフェッショナル。

多くの場合、引き合いがないとは答えません。

見学者が多い、購入を考えている人がいる、ここで決めてくれれば○○のオプションをつける、といった購入者を焦らせるコメントをしてきます。

ここで焦っては相手の思うつぼです。

たとえ購入の意思を固めていても、現場で購入の意志を伝えるのは極力避けましょう。

建売住宅の見学後に行う4つのこと

見学した建売住宅を買うつもりがなければ、特に行動を起こす必要はありません。

反対に購入の意欲があれば、すぐに行動を起こすべきです。

建売住宅の見学後に行うことをまとめると以下の4つになります。

  1. 家族で話し合おう
  2. 気に入った物件は時間を変えて行ってみよう
  3. 資金計画と照らし合わせてみよう
  4. 返事は早めにしよう

それぞれお話しします。

1.家族で話し合おう

まずは家族の意思確認と意思統一です。

入居する予定の家族全員の意見を聴いておきましょう。

これから購入する家は、何年も、場合によっては何十年も住むことになる家です。

不満や不安があってはいけません。

その家に住んでみたいか、子どもも含めて家族で話し合いましょう。

2.気に入った物件は時間を変えて行ってみよう

物件が気に入ったら時間を変えて行ってみましょう。

特に夜がおすすめです。

昼と夜では周りの環境や雰囲気が異なります。

静かな環境だった、反対に繁華街が近くて騒々しい、といった昼まではわからないことも判明するのです。

日にちを変えて行くのが大変であれば、時間をおいてもう一度立ち寄るだけでも印象が変わります。

3.資金計画と照らし合わせてみよう

資金計画を立ててあれば、それと照らし合わせてローンを支払っていけるか考えてみましょう。

もし見学会で十分にデータを集められなかった場合は、担当者に連絡して取りよせても大丈夫です。

どんなに魅力的な物件でも予算オーバーでは生活が苦しくなってしまいます。

はやる気持ちを抑えて、冷静に判断しましょう。

4.返事は早めにしよう

家族の意思統一もでき、資金計画も問題なければ早めに連絡をしましょう。

疑問点がある場合も同様です。

不動産は基本的に早い者勝ちの世界。もしライバルがいたら、そのライバルの先を越すことが必要です。

焦ることは禁物ですが、購入を決めたとなれば早いに越したことはありません。

まとめ

建売住宅の見学は楽しいものです。

新しい建物や設備を見ていても飽きません。

ただ、購入を前提とすると話は別です。

チェックすべきところはチェックし、質問すべき箇所は質問をしましょう。

そして購入の意思を固めたら早めに連絡をします。

建売住宅の見学はいわば夢と現実が交差する空間です。

楽しみながらもきちんとチェックをし、本当に住みたいのかを考えましょう。

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