レジャーホテル、個人投資家へ提案強化、ハート・トラストウィン、運用実績を公開へ |
レジャーホテル・ラブホテルの経営コンサルティングと、ホテル売買マッチングサイトを運営するハート・トラストウィン(東京都新宿区、山内和美社長)は、アパートやマンション投資を行う個人投資家らを対象に、リスク分散の一手段としてホテル投資を提案するアプローチを強める。
運営の巧拙が収支に直結する投資物件としての特徴や、独自のリスク・リターンを知ってもらうために、ラブホテル1棟を同社自らが取得した。運営方法や施設改善によるバリューアップの過程と資金収支をすべてネット上で公開することによって、ラブホテル投資に対する理解促進に役立てる。「地方には再生によって収益化が可能なラブホテルが赤字のまま多く放置されている」(山内社長)といい、新たな資金導入を促すことによって地方ホテルの再生を目指す。
今年4月に発行した私募債5000万円(年利8%、10年後元本一括償還)によって、茨城県笠間市で22室のホテルを約3600万円で取得した。取得時のホテルは赤字。今後、残りの資金によってリノベーションを行うとともに、マネジメントの改革などで半年後をめどに黒字化する。
同社では、ホテル経営にあたって、収支項目やマネジメント上の変更点などを可能な限り同社のホームページで公開する予定。経営をガラス張りにして、すでに500人を超えた同社運営のマッチングサイトの登録会員などを中心に、赤字ホテル再生の具体策を理解してもらうようにする。
同社によると、5000万円前後で売りに出されている中小規模のラブホテルは地方を中心に多く、再生さえ軌道に乗れば10%程度の比較的安定した利回りが見込めるという。最近では同社の登録会員の中にもサラリーマンをはじめとした個人投資家が徐々に増え、実際の成約事例も見られるようになっているため、こうした投資家層へのアプローチを強めることにした。 (掲載号:2010年08月30日号)
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