セキスイハイムと積水ハウスの違いは?歴史、強み、評判を徹底比較

大手のハウスメーカーを比較している中で、「積水ハウス」と「セキスイハイム」の違いについて、気になっている方は多いのではないでしょうか?

どちらも大手で知名度があり、名前も非常に似ていますが、実はこの2社はまったく別の会社です。

積水ハウスとセキスイハイムの違いについて結論をお伝えしておくと、

  • 積水ハウス=もともとは積水化学工業のハウス事業部だったが、現在は独立して一つの企業として活動している。
  • セキスイハイム=積水ハウスが積水化学工業から独立して10年後に、積水化学工業で再度設立された住宅部門の名称。

となっています。

積水ハウスは一つの企業、セキスイハイムは企業の中の一部門であるというわけですね。

今回の記事では、「積水ハウス」と「セキスイハイム」の2社に関する歴史やそれぞれの強み、2社を利用して家を建てた人の評判などをわかりやすく比較してみました。

積水ハウスとセキスイハイムのどちらに依頼をしようか悩んでいる人も、ぜひ参考にしてください。

また、現時点でハウスメーカー選びを行っている人に、先にお伝えしておきたいことがあります。

それは、「大手であるから、CMでよく見かけるなどの先入観で、依頼するメーカーを決めるのは危険である」ということです。

もちろん、積水ハウスやセキスイハイムのような大手ハウスメーカーを批判しているわけではありません。

ただ、ハウスメーカー選びをしている人の中には、事前の情報収集や比較検討のステップを飛ばして、安易に依頼する会社を絞り込んでしまう人が多いです。

大手のハウスメーカーだけでなく、地場の工務店やローコスト住宅メーカーなど、総合的な選択肢について調べた上で、大手のハウスメーカーを選んでいるのであれば全く問題ないでしょう。

ただし、最初から「大手で有名な会社だから安心だろう」といった先入観で選んでしまっている人は、後になってもっと自分の条件にあった会社があったことに気づいて後悔してしまうケースもあります。

住宅の購入は人生で一番高額な買い物ですから、焦らずしっかりと時間をかけて、依頼するハウスメーカーを選びましょう。

とはいえ、日本には本当にたくさんの住宅メーカーがありますから、すべてを1つずつ検討することは不可能です。

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資料を取り寄せるのはタダですから、大手ハウスメーカー・工務店といった切り口でわけてしまうのではなく、少しでも気になった会社から気軽に資料を取り寄せてみましょう。

フラットな目線で複数の会社を調べていく中で、思いもしなかった住宅メーカーとの出会いがあり、のちに後悔するようなリスクを減らすことができます。

カタログを請求したからといって、しつこい営業電話がかかってくるわけではないので、ハウスメーカー選びで悩んでいる人は気軽に利用してみてください。

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それではここから、セキスイハイムと積水ハウスの違いについて詳しく解説をしていきましょう!

セキスイハイムの概要と歴史、サービスの特徴・違いを徹底比較!

まずは、セキスイハイムについて見ていきます。

サービス品質がウリのハイブランドであるセキスイハイムですが、どのような歴史から成り立っているのかや、特徴、評判をまとめてみました。

セキスイハイムは、積水化学工業の住宅部門ブランド

まず、セキスイハイムについてですが、社名ではなく「ブランド名」です。

展開しているのは積水化学工業株式会社。東証一部に上場している、総合化学メーカーです。

セロハンテープやポリバケツといった皆さんになじみのある製品も、実はこの会社が開発しています。

セキスイハイムのブランドが登場したのは、今から約50年前。自社製品を強みとしたユニット工法を利用した住宅の建売事業に参入しました。

現在も社名は積水「化学工業」でありながら、主力事業は化学製品ではなく、住宅です。

「住宅、高機能プラスチックス、環境・ライフライン」の3カンパニー制をとっていますが、住宅カンパニーで扱っている「セキスイハイム」が同社の根幹事業といっても過言ではないでしょう。

売上高は住宅メーカーの中で、国内4位。太陽光発電住宅の中ではトップの会社です。

本社は大阪に置かれていますが、沖縄を除く全国区にサービスを展開しています。

セキスイハイムのサービスの特徴・強み

セキスイハイムは業界に先駆けて「鉄骨ユニット」での生産を得意としている会社です。

リビング・キッチンなど、それぞれ独立したユニットとして工場で生産したものを、現場に運搬して組み上げることで、住宅を完成させます。

工場生産なので、成功の段階で雨風の影響を受けるリスクが低く、安定した高品質な住宅をつくることができます。

加えて、家のいわば「部品」であるユニットは工場でシステム化されて生産した上、現場では組み立てるだけですので、工期という点においてもメリットが大きいです。

一方で、当然と言えば当然ではありますが、システム化された部品を組み上げることで住宅を作りますので、設計の自由度が低い点はデメリットとして挙げられます。

1坪単価の価格は70万円~80万円程度と、高額な住宅の単価としても、比較的強気な価格帯で勝負しているブランドです。

セキスイハイムの評判・口コミは?

セキスイハイムに住宅をお願いした、もしくはしようと検討した人の口コミを集めてみました。

やはり、ユニット式での生産による工期の早さや品質の高さには満足している声が高いように見受けられました。

設計の自由度の低さについては、そもそもユーザーがそれほど求めていないということもあるのかもしれませんが、不満として挙がっている声は意外と聞きません。

営業に関してはディーラー制を採用しているようで、営業の質にはバラつきが目立つようです。

(評判の一例)

・太陽光発電を導入している住宅の営業を受けた。
営業がとても詳しく対応が良かった点が印象的であった。

費用的には非常に高かった点がネックとなり、最終的には他社に発注。
太陽光発電を行うことでランニングコストが下がると説明は受けたもののリスクになると判断。

・「あったかハイム」のフレーズが印象的で話を聞いてみることにした。
実際に提案を受ける段階でもその部分は強調されたが、実際に冬の暖かさにはとても満足している。
費用的には他社よりも高かったが、高い買い物だったという気はまったくしていない。

・8割を工場で施工するため地震に強い住宅であるという説明を受けた。
実際に東北大震災の時もまったく家へのダメージはなく、お願いしてよかったと思っている。

積水ハウスの概要と歴史、サービスの特徴・違いを徹底比較!

続いて、積水ハウスについて、同様にその成り立ちやサービスの特徴、評判についてまとめてみました。

同じくハイブランドな積水ハウスですが、こちらはまた違う強みを持っています。

積水ハウスは、一部上場の独立会社

一方の積水ハウスは、ブランド名でありながら、社名でもあります。

展開しているのは積水ハウス株式会社。

こちらはこちらで東証一部に上場している会社です。

その実質上の誕生は、1960年。セキスイハイムよりも10年ほど先です。

もともと、先ほど出てきた積水化学工業の住宅事業部が資本金1億円にて、積水ハウス産業株式会社という名前で分社化したものです(その後現在の積水ハウス株式会社に社名変更)。

つまり、元々はその名の通り積水化学工業を母体とする会社だったのです。

現在では積水化化学工業を「筆頭株主」とはしているものの、同社の連結からは外れており、グループ会社という扱いにはなっていません。

元々は不採算部門だった住宅部門を分社化したものが積水ハウスなのですが、その10年後、積水化学工業は再び独自の住宅部門を再度つくったということですね。

それだけ、積水ハウスが短期間で立て直しを図り、収益化ができたということでもあるのでしょう。

化学メーカーである積水化学工業とは異なり、専業の住宅メーカーであり、子会社として、不動産業や、リフォーム業を営む、いわば「総合住宅カンパニー」の中心となっている会社です。

なお、ハウスメーカーにおいて、販売戸数1位のリーディングカンパニーです。

こちらも、同じく大阪に本社を置きながら、沖縄を除く全国に展開して営業しています。

積水ハウスのサービスの特徴

積水ハウスは、セキスイハイムと同じく鉄骨を利用した住宅の組み立てが主力としています。

工場で生産する、「鉄骨ユニット」と比較し、「鉄骨プレハブ」と呼ばれる、鉄骨を従来の技術で組み上げる工法での建築を得意としています。

強度が高い部品を工場生産することで、高品質を保ちながらも、設計の自由度をきかせることができます。

1坪単価の価格は80万円~90万円程度と、住宅業界の中でもかなり強気な価格帯で展開している、ハイステータスなブランドと言えるでしょう。

積水ハウスの評判・口コミは?

積水ハウスに実際に施工をお願いした人や検討した人の口コミを集めてみました。

総じて、リーディングカンパニーならではの住宅の品質や営業マンの質には満足している声が高いように見えます。

一方で、ノルマが厳しいという噂もあり、強引な営業に不満を持ったという声も一部聞きます。

また、価格面に関しては、高額な上値引き交渉も難しいという声が多数上がっていました。

(評判の一例)
・住宅展示場を訪問し、営業マンの対応が良かったため、積水ハウスにお願いした。

施工中に設計ミスなどのトラブルもあったが、フォローが素晴らしかったためむしろ完成した家に愛着がわいた。

・完成した家の質には満足しているが、営業の対応が良くなかった。不慣れな新人と、その上司が実質的な担当であったが、新人は不慣れで後手後手な対応。

上司も調子のいいことばかり言って、フォローが十分ではなかった

・高いデザイン性に惹かれて、お願いすることにした。

他社と比べて金額的にはかなり高かった上に、実際に出てきた見積もりも当初の想定より高くなっていた。

値引きにも中々応じてもらえなかったため、金額的には割高感が残った。アフターフォローが細やかな点は満足している。

ハウスメーカーを絞り込むときは、LIFULL HOME’Sのカタログ一括請求サービスを活用しましょう

この記事を読んでいるあなたは、現在ハウスメーカー選びに悩んでいる方ではないでしょうか?

積水ハウスやセキスイハイムの大手はもちろんのこと、日本にはさまざまな住宅メーカーが存在します。

デザインや間取りの柔軟性、坪単価や設備のグレードなどは、ハウスメーカーや工務店によってさまざまです。

まったくの0から情報をあつめて、比較した上で絞り込む作業は大変な労力ですよね?

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後は、気になったハウスメーカーにだけチェックをつけることで、カタログを無料で請求できます。

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それぞれのハウスメーカーの公式サイトなどを参考にしてもいいのですが、情報が不十分です。

カタログを請求することでネットには掲載されていない重要な情報が掲載されていることも多いので、これからハウスメーカー選びを始める方はぜひ活用してみてください。

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まとめ

積水ハウスと、セキスイハイム。実は、この2つはそれぞれに注文して住宅をつくったお客さんでも混合している人もいると言われるくらいに勘違いされやすいブランドです。

その歴史は似て非なるものがあり、積水化学工業をルーツとしていながらも、現在は別々の道を歩んでいます。

積水ハウスは、元々、不採算部門としてある意味では積水化学工業から捨てられた会社。

にもかかわらず、短期で急成長し、今や業界のリーディングカンパニーです。

そんな積水ハウスの好調ぶりを見て、積水化学工業が再び住宅分野に乗り出し、生まれたのがセキスイハイム。

二番煎じになってはいけないという想いもあったのか、積水ハウスとは別のやり方で、先進的な工法を生み出し、住宅メーカーに新しい付加価値を生み出しました。

仮に積水ハウスが、積水化学工業に捨てられた悔しさをバネにここまで伸びたとしたら。

そして、逆にその捨てた会社が急成長したことの悔しさをバネに積水化学工業が再度住宅の分野に参入しているとしたら。

「積水」が住宅業界に及ぼした影響はとてつもないものであると言えるかもしれません。

2つのブランドが所属している会社名や、その成り立ち、歴史について、厳密に理解している必要はありません。

ただ、一見似ているライバル会社同士にこんな歴史があることを知ると、ちょっと面白くないですか?

どちらも、一部上場企業の信頼ある会社ですし、高品質、高価格帯のラインナップで展開しています。

ただ、両社が強みとしている部分はまったく異なります。

(その成り立ちの歴史を見れば、当然と言えば当然のことですね。)

それぞれのブランドの強みも良く理解した上で、ご自身が住宅に対してどのポイントを大切にするのかも明確にしながら業者の選定を行ってみてください。

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