「マンションPER」公表、商業性高い駅が高収益性の傾向に 東京カンテイ調べ


 東京カンテイは、首都圏主要駅における「マンションPER(※)」の06年版をまとめた。
 最もマンションPERが低かったのはJR常磐線・松戸駅で、14.44。新築マンションの70平方メートル換算価格2223万円のところ、70平方メートル換算賃料は12万8278円となる。以下、みなとみらい線・元町・中華街駅、JR山手線・品川駅と続いた。 高価格・高賃料によりPERが引くなった駅としては、品川駅や都営浅草線の東日本橋駅、JR山手線の大崎駅などが上げられる。「商業性の高い駅がPERが低い傾向が見られる」(同社)としている。
 また同社では、「今回の調査では、上野駅や浜町駅など、2年前の調査ではPERが20未満だった地域のPERが上昇している。これは、分譲価格が上昇したことに影響を受けたものであり、これを考えると現在、マンションPERが低いエリアでは今後、マンション価格の上昇が期待できるのではないか」とした。
※マンションPER=分譲マンションを賃貸した場合、マンション価格を賃料の何年分で回収できるかを求めた値。たとえば、PERが22・88であれば、その駅の新築マンション平均価格はその駅圏の賃料相場の22・88年分に相当するということ。この値が低ければ収益性が高く、高ければ収益性は低いということになる。


公開日: 2006年7月27日