ムーディーズ/2008年の日本のRMBS市場は約30%縮小


 ムーディーズ・インベスターズ・サービスは1月29日、2008年の日本の住宅ローン証券化(RMBS)市場における格付け付与分取引は総額2.6兆円となり、前年の3.9兆円から約30%減少したと発表した。
 ムーディーズでは08年に計40件の日本のRMBS取引に格付けを付与し、その総額は0.6兆円となった。同社が格付けを付与していない民間金融機関が発行したRMBSが0.1兆円、住宅金融支援機構が発行した住宅ローン担保証券の発行額が1.9兆円で、これらを合わせると、日本のRMBSの年間発行総額は約2.6兆円になる。
 09年については、長期固定金利住宅ローンを裏付けとした金利リスクヘッジのための証券化ニーズが、RMBSの発行額を下支えするという。ただし、長引く住宅ローンマーケットの不振や、世界的な金融危機を背景とした投資家のリスク許容度の低下により、当面はRMBSの発行額が低調に推移する可能性も指摘。今年の日本のRMBS発行額は前年に比べてやや減少すると予測している。


公開日: 2009年1月29日