Jリートに物件取得の再開の兆し、JREが「汐留ビル」を546億円で追加取得


 三菱地所傘下のジャパンリアルエステイト投資法人は、増資によって最大318億円(稀薄化率10.4パーセント)を調達し、すでに10パーセントを保有する東京の「汐留ビルディング」の持分30パーセントを来年1月に546億円で買い増すと発表した。同社にとって08年3月期以来の公募増資。今回取得する汐留ビルのキャップレートは4.48パーセント。
 
 野村不動産レジデンシャル投資法人も増資によって最大115億円を調達し、スポンサーの野村不動産などから賃貸マンション4棟を合計約100億円で12月に取得する。

 Jリート市場では、三井不動産傘下の日本アコモデーションファンド投資法人が約420億円の物件を、ケネディクス不動産投資法人が88億円の物件を、ともに増資による資金調達で取得すると決めたばかり。Jリート市場は今夏を境に合併による規模の拡大を目指す会社も増加中で、停滞一色だった年前半から一転してにわかに動きが激しくなってきた。
 


公開日: 2009年11月18日