森トラスト調査/10年ぶり増加へ、オフィスワーカーの1人当たり床面積


 森トラストは12日、同社が所有・運営するビルのテナントを対象に実施した「オフィスワーカー1人当たり床面積動向調査10」の調査結果をまとめた。それによると、2001年以降、減少・横ばいの傾向が続いていた1人当たりの床面積が、10年に対前年比で約15%増の13.8平方メートルになったことがわかった。増加に転じたのは10年ぶり。

 増加要因は、09年7月~10年6月に入居した企業の1人当たり面積13.6平方メートルが、同時期に退去した企業の1人当たり面積9.1平方メートルを大幅に上回ったことを挙げた。継続入居していた企業の1人当たり面積も13.4平方メートルから13.9平方メートルに増えたことも要因とした。

 同社では、合理化に向いがちだった企業意識が、最近の賃料に値ごろ感が増したことを好機と捉え、オフィス空間にゆとりを求めている表れとした。

 資本別にみると、日本企業は09年の11.4平方メートルから12.9平方メートルに、外資系企業は15.3平方メートルから16.6平方メートルへと共に増加だった。


公開日: 2011年4月12日