分譲戸建の着工、震災で14%減/アトラクターズ・ラボが8月~来年3月を予測


 不動産マーケティングのアトラクターズ・ラボは、東日本大震災が分譲戸建に与える影響を内閣府の「景気ウォッチャー調査」をもとに推計した。分譲戸建の着工戸数がウォッチャーの5カ月前指数と強い相関にあることに着目した(相関係数0・84。1に近いほど相関が強い)。

 3月末の景気ウォッチャー現状判断DIは27・7で00年の調査開始以来、最大の落ち込み幅を示した。このDIをもとに5カ月後である今年8月の分譲戸建の着工を1年前の着工実績から割り出すと5786戸となり、前年同月比マイナス58%に落ち込むと推計した。

 また、4月以降の判断DIがリーマンショック後と同じ動きをすると仮定したうえで、8月から来年3月までの短期予測も試みたところ、同期間の分譲戸建の着工は前年同期比14%減の約5・6万戸だった。9月以降、おおむね月を追うごとに減少幅が縮小に向かい、来年2月には前年並みに回復すると見込んだ。


公開日: 2011年4月13日