5.6%増の81.9万戸に/国土交通省調べ2010年度の住宅着工戸数


 国土交通省が4月28日に公表した2010年度の新設住宅着工戸数は前年度に比べ5・6%多い81万9020戸となった。リーマンショックの影響を受け25・4%減少した09年度は上回ったものの、1964~1965年度並みの水準にとどまった。

 利用関係別では、持家が30万8517戸(前年度比7・5%増)、分譲住宅21万2083戸(同29・6%増)と、ともに4年ぶりに増加するなど持ち直しの動きが見られた。分譲住宅のうちマンションは9万7757戸(同45・1%増)、戸建は11万3427戸(同19・0%増)とともに大幅な増加。ただ、回復の遅かったマンションは反動増の範囲にとどまり同じ統計のある1985年度以降で2番目に低い水準だ。

 一方、貸家は29万1840戸(同6・3%減)と昨年度に引き続き減少を記録した。

 資金別では、民間資金が2・6%増にとどまったのに対して、住宅金融支援機構が58・6%増加するなど公的資金は26・2%増だった。

 同日まとめた3月の新設住宅着工戸数は前年同月に比べ2.4%少ない6万3419戸となり、10カ月ぶりに前年同月を下回った。季節変動を考慮して年率戸数に換算すると80万7000戸で、2カ月ぶりに減少した。


公開日: 2011年4月28日