6月の中古マンション成約、東京都は4カ月ぶり増/東日本レインズ調べ


 東日本不動産流通機構が発表した6月の首都圏中古マンション成約件数は前年同月比5・3%減の2270件だった。4カ月連続の前年割れとなったが減少率は3カ月連続で縮小。東京都は4カ月ぶりに前年を上回るなど明るい兆しも見られる。

 成約数が前年同月比1・7%増となった東京都では、城西地区が同19・0%増と高い増加率を示したほか、多摩地区と城東地区も1けた台の増。都心部と城南地区はそろって減少した。城北地区は横ばいだった。

 その他の県では神奈川県が同8・8%減。相模原市を除くすべてのエリアで減少した。埼玉県は同10・7%減。さいたま市や川口市などの中央地区で前年から2割減となった。千葉県は同14・4%減。浦安市を含む総武地区が同28・9%減と減少率が大きい。

 1平方メートル当たりの成約価格は首都圏平均で同0・1%増となる38万5400円。神奈川県で同1・2%増となった一方、東京都で同1・9%減、千葉県で同6・1%減、埼玉県で同3・5%減となった。

 価格下落は震災後の厳しい市況を反映したほか、成約物件の築年数が千葉県で約1・5年、埼玉県で約1年築古にシフトしたことも影響していると見られる。


公開日: 2011年7月13日