三菱地所/丸の内に日本政府観光局の外国人向け観光案内所オープン


 三菱地所は、日本政府観光局の外国人向け総合観光案内所「ツーリスト・インフォメーション・センター」(TIC)の運営業務を委託し、1月2日から東京・丸の内エリアにTICをオープンする。これに先立って26日に報道陣向けに公開した。

 同社は都市の国際競争力を高めるため丸の内再構築を進めているが、都市の観光拠点整備もその一環とし、新東京ビルの1階部分に誘致。面積は26坪で、日本の観光地について外国語で紹介したパンフレットなどを設置してあるほか、常に英語、ハングル語、中国語の3カ国語で情報提供する。カウンターにスタッフを2~3人配置して対応する。2階にはカフェ(35坪)をオープンし、丸の内の商業店舗や地方自治体など三菱地所のネットワークを活用して訪日外国人向けセミナーやワークショップ、ギャラリー展示なども開催する。

 日本政府観光局の松山良一理事長は、「日本のゲートウェイと位置付けられる申し分ない立地条件。Wi-Fi(無線LAN)も備えて外国人観光客から使い勝手が悪いと苦情の多かったインターネット環境の改善も図った。従来と違い、路面店の強みを背景に利用価値も増す」と述べ、利用者数は開設初年で昨年の約2万6700人から3割増の約3万5000人を見込んでいる。日本各地の観光案内所とも提携して情報発信をする考え。

 また、三菱地所の壇野博専務執行役員は、「当社では向こう10年間のビジョンとしてグローバル化を掲げている。TIC誘致は戦略にかなったものだ」と話す。丸の内仲通りの賑わいを生かし、日本の魅力を紹介する場所にしたいという。


公開日: 2011年12月26日