建設の人手不足、先行きも厳しさ/国交省調べ


 建設労働者の不足が深刻だ。国土交通省がこのほど発表した11月の建設労働需給調査によると、型枠工など8職種の過不足を示す不足率は前月に比べやや改善したものの、4カ月連続で2%台の高水準を示した。

 不足率は値が大きいほど人手不足となる。11月の8職種の不足率は2.1%(前月比0.5%減)だった。前月からは改善したが、前年同月の1.3%に比べると不足感が強い。業種別では、鉄筋工が5.8%、型枠工(土木)が5.0%、鉄筋工(建築)が3.9%などと高い値を示した。

 今後の労働者確保も厳しい見通しが続く。1月は「困難」「やや困難」の合計が34.3%、2月は37.0%とそれぞれ前年同月から倍増した。東日本で特に深刻で、首都圏のビルやマンションの着工に影響を与える可能性がある。


公開日: 2014年1月14日