健美家/不動産投資意識調査、実行者の9割超が副収入目的


 収益物件サイトの健美家(=けんびや、東京都港区)は19日、不動産投資に関する意識調査をまとめた。同社初の調査。サイト会員のうち、メルマガ購読者1万7000人を対象に実施。390人から有効回答を得た結果、不動産投資市場について、「売り時だと思う」(39%)が約4割と最も高かった。「買い時だと思う」は23%にとどまった。売り時は、「アベノミクスで価格が高騰気味」や「ブームで未経験者が参入している」「不動産ブームで高く売却できそう」といった理由が多い。「買い時」の理由には、「東京五輪開催が決まり向こう4~5年は値上がりしそう」や「政府がインフレ政策を掲げている」「低金利。価格上昇も(引き続き)期待できる」が主な理由だった。

 調査では、すでに不動産投資を実行している人が8割を占めているが、投資を始めた理由について聞いたところ「安定した副収入がほしいから」が94.8%に達した。「資産運用のため」(65.7%)、「老後の私設年金として」(62.1%)が続いており、背景に年金不安など将来の人生設計に不安を持つ生活防衛型の投資スタイルが顕著だった。

 不動産投資を実行している人と、これから始める人に物件購入意欲を聞いたところ、「購入したい」が95%を占めた。物件タイプは1棟のマンション(51%)とアパート(69%)が人気。「数年前まで投資手法としてめずらしい賃貸用戸建」(52.1%)が伝統的な投資手法である区分マンション(38.8%)投資を上回っているのが特徴だとした。ビル・事務所・商業店舗は16.3%にとどまった。
 希望の投資地域は、東京都(62.2%)がトップ。「神奈川県」(38.3%)「埼玉県」(32.3%)「千葉県」(28.2%)「大阪府」(15.7%)が上位5位だった。

 購入予算について聞くと、「1000万円まで」(12%)、「2000万円まで」(13%)、「3000万円まで」(12%)、「5000万円まで」(13%)、「1億円まで」(13%)、「2億円まで」(12%)とばらけた。購入時では立地(88.5%)・利回り(77.9%)・価格(69.8%)を重視している。


公開日: 2014年6月19日