法定講習、科目を追加、1時間延長も/国交省


 国土交通省は、来年4月を予定する改正宅建業法施行を控え、法定講習内容の充実を図る「法定講習充実検討委員会」で3回にわたって議論した内容を「法定講習充実の方向性」としてまとめた。取りまとめ案によると、「宅地建物取引士の使命と役割に関する事項」を新たに講習科目の第1番目に設定する。実践的な知識を学べるように改正宅建業法の概要をはじめ、インスペクションの業務内容のほか中古市場活性化へ向けた取り組み事例などを追加してテキストを大幅に改訂する。
 講習時間も従来の「おおむね5時間」から「おおむね6時間」へ延長する。受講料限度額は1000円程度引き上げる見通し。講義手法も改善する。講習の効果や実効性のある中身に仕上げるため、受講者に質問などの発言を求める参加型に改める。


公開日: 2014年9月12日