整備新幹線、北陸と北海道で開業前倒しへ/政府・与党


 政府・与党は24日、整備新幹線に関する作業部会の初会合を開き、北海道や北陸、九州新幹線の新規着工区間の開業時期を前倒しする方針で一致した。ただ、財源や技術面で課題が残っており、年末の15年度予算編成過程で適切な結論を出せるよう今後の協議で調整する方向だ。
 国交省によると、新規区間開業で増加が見込める貸付料収入を担保に、鉄道・運輸機構が金融機関から借り入れする前倒し活用によって工期を北陸新幹線で1年、北海道新幹線で2年短縮できるとの試算を示している。しかし与党側は、日本経済の発展や地域振興に大きく寄与するとの思惑から、25年の開業を予定する金沢―敦賀間の北陸新幹線を3年前倒し、35年開業予定の新函館北斗―札幌間の北海道新幹線を5年前倒しするよう申し入れている。加えて、22年の開業を予定する武雄温泉―長崎間の九州新幹線でも、技術面の課題を精査したうえ可能な限り前倒しする方向で検討に入った。


公開日: 2014年9月25日