三井不リアル/高級リノベ住戸に本腰、南青山で築20年超坪590万円を仲介


 三井不動産リアルティが高級マンションの1棟リノベーション事業を加速する。11月にTSMアセットマネジメント(東京・赤坂)が信託受益権化により売り出す東京・南青山の高級マンション「The Upper Residences at Minami-AOYAMA(ザ・アッパーレジデンス南青山)」を媒介する。賃借人が立ち退いてリノベを施して分譲するもので、TSM社が同プロジェクトの初弾として1億9800万円から3億5000万円で4戸を発売する。

 三井不リアルが11月16日までの期間限定で1日から会員向け販売活動を始めたところ、都心5区の居住者を中心に反響を得て想定よりも3倍多い80組が関心を寄せているという。販売チャネルは海外富裕層にも広げ、アジア圏から20組ほどが来日するなど海外富裕層からの注目も高い。

 住戸36戸の専有内訳は74~270平方㍍で、今回発売する4戸は115~166平方㍍のクラスになる。間取りは3LDK~4LDK。モデルルームとしても公開している2つの住戸は3LDKの115平方㍍と165平方㍍で、2000万円と4000万円をそれぞれ投じてリノベーション。専有部デザインは三井不動産リフォームが担当した。すでに共用部の改修工事は10月下旬に終了しており、今後、賃借人が退去した部屋から順次分譲して向こう2~3年で完売したい考え。最も広い270平方㍍の住戸は1億円を超える資金を投じてリノベする計画だ。

 規模は地上7階地下1階建て延べ1609平方㍍。住戸のほかに店舗(3戸)と倉庫(2戸)も併設。場所は表参道駅徒歩6分に位置する。


公開日: 2014年10月28日