野村不アーバン調べ/近居を選ぶ親子関係に満足が8割超


 野村不動産アーバンネットは7日、「同居・近居に関する調査」をまとめた。実際に同居・近居をしている親世代と子ども世代の計500人に聞いたところ、近居している人の84%が現状に満足して同居よりも高かった。同居の「今のままがいい」は67.6%にとどまった。

 近居を選ぶ理由について、同居だと互いの生活観の違いや騒音がうるさい、生活に口を出されるのを嫌っているなど近からず遠からずを理想としていることがうかがえ、「プライベートを保ちたいから」(63.8%)が同居を選択しない理由で最も多かった。次いで「ライフスタイルが違うから」(52.4%)、「夫婦水入らずで過ごしたい」(17.9%)、「嫁姑問題が気になる」(15%)となり、起床・就寝時間、風呂の使い方など親世代と子世代でストレスが生じることを避けていることがわかった。

 一方で、互いを心配していることも浮き彫りとなった。近居を選択している子どもは、「親の様子が心配」が30~49歳で61.6%、50~69歳で77%に上った。前者は「共働きだから子ども面倒を見てほしい」(17.6%)や、子世代の所得の伸び悩みを受け「経済的支援を受けたい」(12%)との回答も目立った。

 近居している親の視点からは、「孫のそばにいて成長を見たい」が40%台で最も多かった。経済援助の面では子世代の意見と差があった。


公開日: 2015年5月12日