グリー/住宅領域でマッチング事業、専門家と消費者をつなぐ


 ゲーム開発のグリー(東京都港区、田中良和会長兼社長)は、昨年11月に設立した住まい領域特化の子会社であるLIMIA(=リミア、浅沼達平社中)で新たに一般消費者と事業者のマッチングビジネスを「LIMIAマーケットプレイス」事業として開始する。中古住宅マーケットの拡大を見据えて、リミアでは事業者・専門家が500件参画する住宅関連向け情報プラットフォームを目指してスタートを切ったが、すでに4月現在80職種・2500件が登録済み。月間500件ペースで伸び年内に1万人以上の専門家の登録を見込む。

 当初はリフォームやリノベーション、注文住宅の領域からの事業者が主流だったものの、現状でインテリアコーディネーターや引っ越し会社、整理・収納のプロなど幅広い職種が集っている。マッチングビジネスでは、こうした事業者を一般消費者の条件に合わせて3社紹介を想定するが仕組みとしては最大12社まで紹介できる。「キッチンをリフォームしたい」「4000万円の予算で都心に住みたい」「店舗・事務所を改装したい」「収納アドバイスがほしい」といった消費者の幅広いニーズを取り込む。顧客の相談にスマートフォンから回答できる。消費者は一括見積もりサービスや事業者の比較も可能となる。

 首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)で開始し、今秋にも関西圏でのサービス提供を目指す。将来的には全国の政令指定都市で使えるサービスにする予定で、リフォームやリノベに関心を持っていない人の潜在需要を刺激するプラットフォームに育てる。


公開日: 2016年4月11日